ラージヘッド、詰む

調子に乗ってプロペラの直径を大きくとり過ぎた・・・。


f:id:nanashii-no:20181201194308j:plain
「このくらいにしたらデフォルメに近いか?でもいいや」
と、軽く見ていたのが運の尽きだった。つーか実物も
直径の大きなプロペラではないのだ。僅かな差である。
寧ろブレードの幅に注意して作るべきなのだ。そっちの大型化のほうが
よっぽど意義のあるディティールアップなのだ・・・。


写真は主脚を仮組して置いた図である。地面とブレードの隙間が無さすぎる。
もはや定規などを取り出して図りたくもないが、
目測では3mm強と云ったところだろうか?(期待値含む)
「これでは着陸はできんな・・・」
以前に作ったII型後期と、クローゼットの奥に仕舞い込んである丁型も取り出して寸法を視た。
やはりでかすぎるようだった。II型後期すらも微妙に怪しい寸法で、これは多分
実在したならば着陸失敗でとんでもないことが多発しそうな・・・。見た感じはいいんだけど。



ではどのように製作を進めるか考えた。本当に詰ますわけにはいかない。
一つは飛行状態で完成させるというもの。どこからか搭乗員を調達する必要がある。却下だ。
二つ目は、ブレードをもぎ取って接着し直すというもの。この場合はちょっとした地獄を見ると思う。確実に失敗する。
そして私は第三の選択肢を提唱したい。
このままでいいじゃん
これ以上どうしろと仰るんで?



勿論次善策としての方法も考えてある。主脚の延長を試みるのだ。
主脚がもう2mm長ければ大体の問題は解決したも同然だ。(そうだろうか?)
飛燕の主脚カバーは案外と丈が長いようなところを生かす。問題とあらば
カバーも2mm延長する。強引だが、サスペンションがイカれてる設定で行こう。
流石に主脚の取り付け位置は変更できんな・・・。1mmくらい外側に取り付けられれば見た時の違和感が減るのだが。
そこらへんは可能な限り外側に付けるということで何とかしよう。これで0.5mmくらい稼げるだろう。
更には尾輪の丈を詰める。もう尾翼のギリギリでもいい・・・というのはやりすぎなので、
シビアだが0.8mmくらい短く取り付ける。多分1mmだと違和感がでる。
奥の手として、タイヤをすこしだけ長くなるように取り付ける。0.3mmくらいか?


全部やった上でタイヤを取り付けた状態(完成した状態である)のそれを推定すると約9mmくらいの
空間を確保できる。少なすぎる・・・。
せめて12mmくらいは欲しい。こうなれば接着してあるプロペラの外縁を削り取るか・・・。
それならブレードをもぐ必要もないので成功すれば一番見栄えはいいだろう・・・。困った・・・。