タンノイぃぃぃいい

HPD385が欲しい。すごく欲しい。とても欲しい。
ネットワークの充てが付いてしまったのがいけない。真面目に考えた俺が悪かった。
欲しい、と言ってしまうとちょっと語弊があって、
まずエッジの張り替えをしたい。それで、ニコメに押し込んでネットワークを作って、電気を送り込みたい。
エイジングを済ませてからヴォイシングを行って、適度に煮詰めて、
4343などと聴き比べて、細部を作り込みたい。多分期待通りの音が出るんだ。いや、出すんだ。
タンノイの同軸ユニットから出てきた音を、自分なりに解釈して足したり引いたりして補って、
それで「これがタンノイか」と呟いてみたい。つまり上手く行くこと必至である。これだけ思っていて、
かつこのためだけに技術を磨いてきた期間があるのは伊達じゃない!
ついでに色んな機材の修理を行って得た”様々なメーカーのノウハウ”を結集すれば、これはもう上手く行かないわけがない。
と言うか、音さえ出れば上手く行かなくても良い。そこから先の試行錯誤がどれほど楽しくて、
かけがえのない時間なのかというのは言うに及ばず、ついでにニコメにはドローンコーンまで搭載されて
一粒で二度おいしい的な、また訳の分からないスピーカーになるのかと半分呆れ顔をしつつ愉しさを隠せない自分を発見したりするわけだ。
つまり、こんな思いをするためにはやはりHPD385が必要不可欠であって、それはもう所有することでしか満たせないわけだ。




だが、こんなにも面白そうなことをやっていいんだろうか、という気持ちはある。
38センチのユニットをほいほい入れる計画を立てることなんて、無理だ。
HPD385の導入計画は私のオーディオ人生の一つの到達点になると言うことだ。
導入してしまえば最後、今後何かを企んだところで、置くスペースを確保するために何かを取り出すことになる。
そういうのを許容できるくらいまで精神を鍛えてからでも、HPD385を導入するのを待って・・るわけないよな。



こんなに悶々とした気分で模型なんか作れるわけねーじゃねーか!!