コンセント&電源アクセサリィの話


オーディオが趣味、というのは音楽を聴くと言う事である。
機材に対する愛情は勿論あるのだけれど、根本的に音楽を高いクオリティで楽しむ趣味である。
ロッサ氏はこう言った。「音楽を聴くのにコンセントを交換する奴はキチガイだ」と。
そしてこう付け加えた。「電源アクセサリィを考えている奴は・・・・・・」その先は語る必要は無いとばかりに一度頷いた。


これはそう、その二つともを買ったに聞かされた話だった・・・。



先ず、とある電源アクセサリィを購入した。
ノイズカットトランスとかクリーン電源とか、そんな類のものだ。が、その類の物は非常に値が張る。
そこで、ロッサ氏が「こんなものあるよ〜」と軽い乗りで教えてくれたのがコレである。



これは落雷事故の防止のためにあるもの・・・を、ノイズカットに転用すると
絶大な効果があると言う代物だ。そのためオーディオ専用の物と比較して非常に安い。
口車に乗せられて購入したはいいものの、実物を見たわけでもない、聴いたわけでもないものに払う金じゃなかったと後々後悔していました。
しかしロッサ氏は自信満々でした。彼のその自信の根拠についてネチネチと愚痴を言ったのは、もしもの時の保険みたいなものでした。


で、実際の効果のほどはというと、非常に良い。精密さや静寂さが段違いだ。
ノイズカットトランスを愛用しているロッサ氏は驚愕していた。「この値段でこの変化量は(有り得)無い」そうだ。
ただ、若干音が変わる。わずかに高音に色が乗っている。
(おそらく、高音が一番変化量が大きいのではないか、と言うのが私の見解。各種シンバルが最も恩恵を受けやすいのだろう。)
ロッサ氏の鼻の高いツラを見るのは少々アレでしたが、まああまり直視しない方向で。


この製品は非常に優秀で、2ピンコンセントにも3ピンコンセントにも対応すると言う優れものだ。
が、2ピンで使用すると若干保持力が弱い・・・と言う事で!コンセント交換に踏み切ったわけです。