音響レンズ修理

私は音響レンズが好きだ。だが、必要は無いだろう・・・


コイツはとてもとても厄介な代物です。正確に取り付けないと鳴く。とにかく鳴く。
先ず、埃を取らなければならないらしいです。埃で鳴く。冗談みたいですね。
そして、コイツは装着状態から落下すると破損します。
角が欠けた固体も鳴くらしいです。ほんの僅かな振動パターンから来るのでしょうか?
さらに、適当な接着されたものでも鳴きます。これは実体験。
そんなわけでこんな感じでパテ盛って修理します。



パテが鳴いたらもう俺が泣くしかない。
削ったり磨いたり埃を除去しながら簡単に塗装します。


ついでに更なる鳴き止めに、レンズの隙間にクッションを詰めます。
素材は緩衝材になれば何でもいいと思います。素材で音が変わる可能性もありますが。




そんな感じで万難を排して取り付けた音響レンズでしたが、鳴きました。信じられない・・・
時折「チッ・・・チッ」と鳴きます。まさかドライバーに異常が出たのかと肝を冷やしつつ原因特定。
これ固定するマジックテープから音が鳴ってるんだ・・・
確証は無いし専門家でもないので断言は出来ませんが、恐らくバッフルの振動から来るのでしょう。
マジックテープの一個一個の凹凸がくっついたりはなれたりして音が聞こえるのだと思います。だって試しに装着したレンズに触れたら音なったもん


ノイズはストレスでしか有り得ません。どんなに優秀な機能があってもです。(私の場合)
音のほうは高音の広がり方が違いますよね。上手く調整出切れば部屋が大きくなったように聴こえると思います。
因みに、コイツの機能は最終的には「良く分からない」が答えでした。
別に無くても問題は無いが、カッコイイもの。隊長機のツノのようなものか。



音響レンズをマジックテープ以外の固定方法で取り付けて、寧ろガッチリ固定して取り外せないようなスピーカーを作りたいですねっ!