美しい手すりの掛け方

についてずっと悩んでおります。
基本的に艦船モデラーは凄腕を通り越した魔王の如き存在がわんさか闊歩している世界なので
今更「どうやって取り付けるんですか?」なんて質問出来ません!
芸術の域に達した術を誰が教えるものなのかと。勿論その技術の伝承を盛んにされている方々も多いですが。
でも根本的な部分は画像を見てどうこうは難しいですよね。(動画で公開されている場合もありますが、ピンボケ等多いですし・・・)
そういう疑問を持った奴はとにかくやってみるしかない!!
聞いて学ぶより身をもって糧とせよ!的にやってみるしかないと思います。



さて、問題は何処に?と言う話になるんですが、
艦首に向けて反り上がったアールに対してエッチングを取り付ける方法ですね。
前回の不知火で思ったのですが、これ曲げてたら上手く行かないんじゃないですかね?
もちろん、専用のエッチングを用意できるのなら、そのパーツを使えばいいんですけれど、
雑魚いエッチングにはそんな気の利いたものはない。ならばそのとき曲げるべきか?

まっすぐに取り付けられるのならば曲げようが折ろうが関係ないですけど、そうも行かない。
ということでこの案は今回は却下します。で、実践したのが"適時切断貼り付け"と言った具合のそれです。
ディバイダーを使って「ココまでなら大体まっすぐ」と言う距離を適時計り、その都度エッチングを切断し貼り付ける。
それを繰り返して艦首に迫る、と言う基本的に私の思いつきによる製作です。(もしかしたらそういう製作記をどこかで読んだかもしれないが)


難点は、やはりエッチングを重ねる部分がちょーむずいと言う点でしょう。
元々1本で美しい手すりを切っているわけですからね。多少の不具合は発生します。それが多少であれば良いのですが。
しかしながら利点もあります。それは仮にエッチングに引っ掛けて捲れあがった際に部分ごとに脱落するので
方舷全てが脱落した!と言うことが無い点ですね。これ別に利点じゃないかもしれんが。


まあ、長くなりましたけど私の疑問は
「(専用エッチングが無いなら)艦首から艦尾まで、一繋ぎの大秘宝は無理なんじゃね?」
でした。ううむ。何か買わなきゃならんかなあ・・・でもこれ肉眼では素人に見抜かれないと思うんだけどなあ。微妙だぁ・・・