爆弾取り付けに関する小話1

特に何も考えずに爆弾の組み立てを進めていたのですが、
何も考えないようにしていても、明らかに面倒くさいことがいくつもあります。


  • その壱〜イジェクターラックをポリパテで作ったこと〜

これは、判断が間違いだった、と言う類のミスではありません。
確実に起きる問題として許容したということですね。


ポリパテは通常の接着が出来ないんですね。
つまり、瞬間接着剤で行くしかない類のものです。
これがプラ製のパイロンとの間にあるもんだからほぼ全ての接着に対してとても大きな悩みの種になるのだ。
爆弾やミサイルの類ってのはどうやっても糊代が殆どないものが多い。
それでも頑張ってくっつけないといけないと言うのに、異なる接着をする必要がある。と言う。
普通にくっ付いている模型を見慣れた方々には申し訳ないのですが、
普通にくっ付けるというのは非常に難易度が高いことだと、私は考えています。
貴方の見ている模型のミサイルや爆弾等が、規則正しく緻密に接着されているのは、単に製作者の腕が良いというだけのことです。
そして、そんな腕前を持つモデラーの方々も、大抵はミサイルや爆弾等の接着に頭を痛めたことがあると思う。

  • その弐〜信管のディティール〜

爆弾セットはモールドが甘いですね。より本物を目指すなら手を入れるべきところは数多く発見されるでしょう。
その中の一つである信管のディティールは、しょっぱいモノです。
くるくる回る奴をプラペーパーか何かで作れば質がよくなるのでしょうが、
如何せん実物にしたって小さすぎるというものです。諦めても誰も文句は言わせない。
一つの爆弾に二枚ある羽根を整形しろってのはちょっと割に合わない気がしますしね。

  • その参〜爆弾取り付け凹に関して〜

揺れ防止のスペーサーみたいなパーツが想像していたより小さいです。
これだと爆弾側の穴に対して揺れ防止パーツが小さすぎるので穴が見え隠れします。
確認すれば一発で解るミスですが、今回は特に確認しなかったため見事に嵌りました。
急遽パテを盛って対応しますが、これにしたって接着どうすんの?って言う問題は発生します。