コイル完成

MDFと丸棒を元にコイル製作を施行してきたのだが、本日めでたく完成と相成った。



誤差±0.02mHと云う塩梅である。正直この違いを聞き分ける奴は居ないんじゃないかと思っている。
メーター的にも、そこまでの精度は無いと思っている。
と言うのも、0.2mHの市販のコイルを0.21mHと表示したりする為だ。



厳密なことを言い出すとキリがないが、二個のコイルと三個のコイルとで7.9mHと言う数値を実現している。
端子台だって安物なので、理屈の上では端子の数を増やすだけロスするのだが、まあ良いだろう。
本当に厳密なことを言うとユニットだって全く同じ物ではないし、箱だって全く同じと言うわけではないのだから。
いや、最近の高級スピーカーになるとかなりの精度で同じ物が出来るらしいと言うのは知っているけど。



一つずつ並べると大きな虫のようで面白い。
こいつらが電気を食べてハイカットフィルターとして機能するとか、何処と無くメルヘンだが良い。





とりあえずこれで、コイルの自作は可能と言うことを証明したわけだ。
いや、紆余曲折あったものの大体は思い通りに事は進んだので良しとしようじゃないか。