ミッドバスが欲しい

勿論2121が手に入ればこれ以上のことは無いだろう。が、しかし、まて、いや高すぎるんだよ2121って・・・


ダブルでウーファーを鳴らすとなると、当然の如くミッドバスの出力が足りないのだ。
ほんの僅かなものだろう。また、数字の上ではと言う前口上が付くわけだ。
実際に部屋にニコメを入れて、どう感じますか?と言う話なので
能率が〜などと知ったような口を利くのが、そもそも死亡フラグだったりする。


コーラルのモデル7のスコーカーを足す、と言うことを思いついた。
しかし、3ウェイのスコーカーなので低音が足りない。つまり役不足である。
ではバッフルを作り直して30cmウーファーごと増設してしまうか?
しかし、密閉で14Lの空間にウーファーを突っ込む気にはなれない。
もしもやるとしたらMDFで試作した上で検討する、くらいのことを覚悟しなければならない。
X-00の時に学んだことは、箱の中に箱を作るのは難しい。だった。



あーもういっそ一箱で済まそうとするから話はややこしくなるのだ、と昨日の夜気付いた。
普通にスピーカー3つで鳴らすってことでもいいかもしれない。いや、全然普通じゃない。


この場合、主力が4343で支援がニコメで予備兵力がコーラルとなる。
置き場所の問題から、でかい箱を4つ並べることになるのだが、まあコーラルは主力である4343と同軸と言うのが無難だろう。
と言うか上に積めば問題は解決されそうだ、と昨夜寝る直前に思って寝たのだった。


そして今である。
4343のネットワークを調べると、数字の上では、2121の担当は300Hz〜1250Hzと云うことらしい。
今一ピンと来ないが、ドライバーの担当分が思ったより狭いんだな・・・
さてコーラルはと言うと、470Hz〜5kHzと。当然のことながら高音もでるのだ。
つまりコーラルのミッドにハイカットのコイルを足せば万事解決に近いと思われる。
調べたところによると、コーラルのネットワークには既に0.47mHと微妙ながらハイカットにコイルが使われているだろう、と言うことが推測ながら解る。
そして1.25kHzのクロスオーバーで必要なコイルは2mHらしい。つまり差分の約1.5mHを付加すれば
おおよそのところの周波数を弄れると言うことか?


どう考えても暴論だが、これが正しいか否かを判断するには1回やってみないとわからないのが困る。
そして、それはそんなに難しいことじゃない。ちろっとどっちかのスピーカーのターミナルから線延ばせば出来るし、
今ならコーラル専用のターミナルを製作することすら、大した難易度ではないのだ。
コイルにしたって、まあ2000円くらいの銅線を買えば、微妙に高いんだが幾らでも実験可能である。
態々ネットワークを分解してやる必要も無さそう。ユニットとネットワークの間にコイルぶち込めば理論上はok。
と言うかそれが間違いだとしても、ネットワークを分解し、既存のコイルを抜いて自作のコイルを足す、と言うことと大差は無い・・・はずである。
それでも最悪はスコーカーが飛ぶだけだしね!そして自作のコイルを突っ込んだだけで飛ぶんなら
ウーファーのコイル自作とか自殺行為だしね!!じゃあ大丈夫だろ!!