アクセサリーの有効活用について

ロッサ氏が戦果を挙げたアイテムを我が家にも入れようぞ!!
それがどんなもんかと云うと、こんな感じのアイテムになります。



音響特性を十分に考慮したパネルになります。必要な寸法に合わせて製作できるので都合がいいです。
ロッサ氏の部屋にはこいつが壁という壁に貼り付けられています。
これを音の反射の偏向に用い、音響の改善を行うというわけであります。
私の部屋の赤い線で囲んだ部分に取り付けます。




私の部屋はこんな妙な形をしているので音を合わせるのがちょっと面倒です。
パソコンが見切れている部屋は引き戸で繋がっていて、その部屋で寝起きしてます。


はい、パネルの話に戻します。赤い線部分の空間が何やら気になるのです。
場合によってはこの左右に最大で三枚くらい取り付けようと思っていたのですが・・・
これ貼ると音が悪くなるんだよ!!
通常、アクセサリーを導入するというのは「音が良くなること、音楽がよりよく聴こえるように」
というのが一般的な動機だと思うのですが、残念ながらそれは必ず達成されるとは限りません。
"高額なアクセサリーを導入したからと言って必ず良くなるとは限らない"
アクセサリーと云うのは、部屋の音を"変える"力が多かれ少なかれ備わっています。そして、
それが良く変わるか悪く変わるか、という話に行き付くわけですね。つまりは好きか嫌いかってことです。
好きか嫌いかの次元まで突き詰めてしまえば"高いか安いか"なんてのはなんの意味も持ちません。


今回の私の部屋ですが、確実に悪くなっています。一枚でも十分に理解できるレベルで悪化します。
二枚三枚と作る気力が木っ端微塵に砕け散りました。
と、この位置でユーザーは大きな決断を迫られているわけです。
「このアクセサリーをどうするのか?」


勿論、調整を上手く行えば帳尻を合わせることなどは問題なく出来るでしょう。が、
それはこれなるを無理やり導入していい理由にはなりませんな・・・
つまり、正しいアクセサリーの運用とは「そんな音を悪くするものは捨てろ!!
と云うことになります・・・どれだけ高くても、どれだけかっこよくても、例えそれが何かのマストアイテムでも。


「このねえ、高い天井までの部分にみっちりと張り付けてやると、そりゃあ大層見栄えはいいだろうよ」
でも必須アイテムでもなんでもないのです。ただ、こうありたいと思った青写真と音楽性とがマッチしなかっただけです。
だからと言ってロッサ氏の部屋で我々が打ち立てた戦果を、自分の部屋にも適用し、私もそれなりの戦果を挙げる。
なに、ちょっと夢見ちまっただけでさぁ。悲しいね、なんとも。