無能の証明

自らが無能さを証明するのに言葉を弄する必要はない。
それはその逆も言えることで、有能であることを証明するために言葉を使うなんてナンセンスだろう。


でも意外と私の無能さを他人は知らない。問題はそのへんにあるんだ。
もしかしたら私の周囲の人間ってのは本当に善良な人間ばかりなのだろうか?
「清濁併せたようなのが人間ってもんだろう」
と云うのがモットーの私の持論とはちょっとかけ離れている。みんなある程度腹は黒いんだろう。


腹は黒くとも、人の弱みに付け込むような屑は居ない。それは理解しているが、
私は可能な限り過小評価してほしい。無能なので。