穴あけ地獄




片側23個の穴を開口するというのは本当にしんどかった。ロッサ氏のルームチューニングの次くらいにしんどかった。
模型で例えるとBf109F型のエンジンとコクピットをでっち上げるのと同じくらいの労力だった。


開いてしまうと呆気ないが、15mm厚というのはそれなりの厚みだった。
ものすごく高かったホールソーで丁寧に開けたものの、簡単な仕事ではなかった。
万が一このスピーカーが欲しいという人が居ても「穴あけはちょっと・・・」と言いたくなるような
「でも値段によっては考えますよ?」なんて虫のいい話は無いと思うが・・・。


張り合わせだけで地味に強度が出たので背骨は無しです。背面解放だから完成形がほぼこの形ですが、
この状態で私が側面に乗っても大丈夫でした。木工用ボンドってすごい。