新・スピーカーの話2.5(間隙)

完全動作品を買ったはずなのに、これでもかと言うほど分解し尽くした自分が居る。
もうここまできたらトコトンやってやろうかと秘かに野心を滾らせている。


一番気になるのは、やはり"ホームセンターの缶スプレーで塗装されたブルーバッフル"だ。
正直に申し上げると、こんなの紛い物以下の存在だと思う。
そんなわけで今日は暇だったので色を混ぜて可能な限り本物に似せたブルーバッフルの色を作っていた。


ブルーバッフルの手直しとして最も完成度が高いのは、
やはりケンリックサウンドが販売しているスプレー缶が最も信頼できるだろう。
一つ難点を挙げるならクソ高いと言うことが問題。
しかもスピーカー1本に付きスプレー缶1本なのだ。なんと足元を見た商品なのだろうか・・・


正直、塗装にそこまで金を掛けても他の部分がヨレてるので、余り神経質に考えないほうがいいだろう。
そもそも発売されて35年の時を経たモデルなのだ。退色して同じ色などないだろう。


そこで私の得意分野で攻めてみようと思う。模型塗料で塗装しよう。
又聞きなのだが、ブルーにイエローとレッドを混ぜることによってこの色が成っているらしい。適当に塗料棚から三色合わせてみた。
全て艶ありなので質感が掴めないが、いい線行ってると思う。
他にも独自調合で灰色と青との混色でもやってみたけど、こちらはやや綺麗過ぎる印象だ。とはいえこちらのほうが大量生産は楽なのだが・・・
完全に私見を言わせて貰えば、こいつは完全な青色に見えてブルーグレイなのだと思う。



しかし・・・これ自分で手塗りするのはちょっと気が遠くなるな・・・(ロッサ氏よ・・・よろしく頼むぞ・・・)