暇だったので正面図描いてみた

ここに全容が明らかに!!


今回使用するのは名も知れぬユニット揃いです。
まずウーファーは、裸で鳴らしてみた感想としては、優秀なユニットであると評価します。
低音がとてもよい。それだけでウーファーとしての条件は満たしていると言っても良い。
弱点はフレームがやや華奢なこと、マグネットが妙に小さいことですかね。あと能率がやや低い。
低音再生を第一にした造りだと能率が犠牲になりやすいですが、まあ高能率が必須条件ではないのでスルーできます。


ツィーターは同じメーカーのドームツィーターをチョイスしました。
これも、コンデンサーをつないで鳴らしてみた感想としては「とても優しい高音」と言ったところでしょうか。
よくよく考えたらドームのツィーターをまじまじと聴くことって少なかったので比較対象がホーンとかにしかならないのですが、
柔らかく、適度に芯があって良いと思います。こいつの問題点を強いてあげるとすれば、
オモテの黒い部分が頼りない樹脂製であること。樹脂なら樹脂でもうちょっと強度あれば問題ではなかったのですが。


中核となるラインアレーのフルレンジですが、コイツが一番出所不明です。
どこで生産しているのか、メーカーは?と聞かれたら即答できません。そのくせスペックの表記だけはしてあるので、
ある程度は信頼しても良いのでしょうが、何分情報が無い。
このユニットもどうやら低音を狙った設計がされているようで、やはり能率が低いです。
81.5db。これは単体ではどうしようも鳴らないでしょう。今回は片側に4個使用することによって87db前後まで持ち上げます。ウーファーも87dbなので、丁度良い。
このフルレンジが高音が弱いらしいのでツィーターの追加は必須でしょう。スコーカーとして使用できれば面白い。



そんな感じで試作の正面図が以下のものです。

何気に過去最大の規模のサイズになるらしいです。意外と、背が高いのだった。
正直に言ってこのフルレンジの等間隔をしっかり切れるかが怪しいのです。ロッサ氏と苦戦することになるのでしょうねぇ。
ちなみにこれは密閉式です。ウーファーの性格上密閉が推奨されるらしい。確かにフレームが華奢でマグネットが小さいとなれば、
師匠がよく言っている密閉式に最も当てはまる。下も伸びるし、言うことはないだろう。


今回は低予算を目標にやってますんで、使用する木材はコンパネの予定です。
どれだけ失敗しても延長戦があり続ける恐怖というのが今回の泣き所でありましょうな。