ダックが、とは云うけれども

昨今、
「D/Aコンバーターが欲しいんだよねー」
なんていうと、「ああ、あいつはPCオーディオについて興味があるんだな」と思われる。これは嫌だ。


私は、ミメシス12(確か12だったと思う)と言うダックが欲しかったんだ!
これは今時のちゃちなもんじゃねえ!なんてったってUSBの差し口が無いんだからな!!
CDのみのデジタル情報をアナログに変換する、古式ゆかしきD/Aコンバーターなのだ!!


「PCオーディオ?何それめんどい」
と割と真剣に思っていた私のところにお鉢が回ってきたのは、やっぱり何かしらの縁を感じる。
参考書籍を斜め読みしてみると、「この本にはあまり碌なことが書いてねえな」と思ったし、ロッサ氏にそう報告したのだが
何事にも子細取り組むべき。と、模型根性を持って一行も逃さずに読み込んでみると、存外と有益な情報が記してあった。斜め読みはいかんね。


とりあえずD/Aコンバーターが味噌なんだろう。そのくらいのことは前から知っているが、
「安いやつは二万から」とロッサ氏は言っていて、なるほど安いね!と鵜呑みにしていたのが大間違いの元凶だった。
まあ、CDプレイヤーの補助+ハイレゾリューション音源の確保。というのが必要で、
尚且つ信頼のできるオーディオメーカーのそれじゃなきゃ嫌だと来たら、もう大体10万を目処にしなきゃいけないらしい。俺はラックスマンのが欲しい。


でも、CDプレイヤーの代替としても使うのであれば、それなりに質の良い製品である必要がある。
なぜなら我々のCDプレイヤーというのはフラグシップモデルだからだ!
ゆえにクソ高い修理費を掛けたりする必要があったりするのだが、まあそんなものと2万のD/ACが肩を並べたところでお察しなので
慎重に選ぶ必要がある、というところまでは明らかである。正直言ってキツイ。