ターミナル届いた

今回はターミナルに対して試行錯誤をしている。
ターミナルに要求するスペックは、実はあまり音楽的なことは要求しない。

  • 使用する木材に対して取り付けられるか?
  • 太いスピーカーケーブルに対応できるか?
  • 構造的にスピーカーケーブルを強く固定し接続できるのか?

そのうえで、どうなの?という話になってきます。
そんでまず一つ目の品がこれ。



オーソドックスな一品。
やっすい機材ならこの方式で取り付けるものがありますね。最近の機材ではあんまり見ないかな?
これ1コ百円もしないので超優秀なコスパを誇ります。
で、これを舐めてたら意外と撥を食らいます。というのも、

  • 意外と太い線に対応していること
  • 噛む力が結構強くて、これを噛ませた線を引っ張ってもなかなか外れないこと

太い線が使えるのは、大きな強みになります。高額な線は総じて太いものが大い。正直太いケーブルが多すぎると思う
噛む力が強いというのは、単純に振動に対して高い適応性がある、ということになります。頑丈に越したことが無いのだ。
ということでこれ採用。
それから二つ目がこれ。




バナナプラグ対応の一品ですね。いい心がけだ、とだけ言っておこう。
これは1コ300円もするのですがコイツは却下です。使えない。
ユニット側の線は半田を吸わせたものを、二個のナットで固定する・・・?だと思うのですが、まあそこは許す。
これ太い線入らねーのよ。直径2mmの線までしか対応してないという体たらくです。
これどこで使うの?と真剣に問いたい。誰か設計している奴は居るのだろうからソイツに聞きたい。
もしかしてオーディオ用じゃないのかなこれ?不採用です。
そして本命のメインターミナルがこちら。




見慣れた一品ですね。
見慣れた奴との大きな違いと言えば、これ意外と精度悪い・・・師匠から買ってたやつ(ちょっと高い)と比べるまでもなく悪い。
そりゃ、送料含めて1/4以下の値段なのだから仕方がないとは言え、メッキ部分は少し曇ってる。クリアの部品が粗雑である。
というか粗雑じゃない部品が一つもないと来たらちょっと疑ってかかるべきでしょう。
しかもこれ純銅を謳った品なんですよ?そして純銅でも何でもないというらしい。
まあ、これは半田ののりしろが無いのでボール盤で穴を開けて使用することになると思うので、その時の鉄くずが何色だったかレポートします。




とはいえ、これはやはりターミナルの最低条件は余裕で満たしてます。だってこれだけ穴のサイズ違うんだぜ?と言っても5mmだけど
20mmくらいの板には取り付けできそうです。余裕でOKだ。
音色的には、まあこれを接続してどうの、ってほど音が変わるんであれば問題でしょうが、まあそんなこともないと思われ。(断言はしない)
今回はスピーカー内部に密閉空間を作る必要があるので二つのターミナルが必要だったのです。
別にターミナルじゃなくてもいいんじゃないか、ホームセンターのボルトとナットでどうだ?とロッサ氏に嘯いていたのが懐かしいような気がする。
まあこれで使用する板とネジ以外のほぼすべてが揃いました。いつでもできる!
後は線材だな。今回はそんなにこだわってないのでなんでも良いという話だ。設計の方も7,8割終わってる。



となるとロッサ氏のXRTだけが問題だなー(遠い目。