頭ァ冷えたか?

冷静に考えてみよう。




今現在、ニコメウーファーのクロスは150~200Hzの間になっている。
疑惑が確信に変わったのは、4343のウーファーをマルチアンプ駆動モードにして、
二つのウーファーの音を聴き比べたら確信に変わった。
長所としては、より低い音を正確に再生することが可能ということだ。
これはエベレストやXRT22などでも採用されている方式で、そういう風に言ってしまえばそんなに悪い話でもない。
が、もしミッドバスを正しいクロスを算出すると、約150Hz〜300Hzまでの間が抜けてしまう、もしくはそれに近い形になる、
と云う事だ。これは非常によろしくないだろう。しかし、ミッドバスにはアッテネーターを入れるので微調整は可能。


で、今後ニコメのウーファーをどうするかという話になってくると、大きく分けて二つほど道がある。


一つ目は、このまま使用すると云う物だ。大して問題ではないと云う事で話を進める。
二つ目は、とりあえず300Hzクロスにするという手だ。
これには二つほど手段があって、一つは3dbクロスのコイルを新規作成すると云う物、
もう一つは、現在のコイルを利用し、一段難易度の高い6dbクロスのネットワークを製作する、と言った具合だ。


300Hzクロスは、完全に近いものになる。が、コイルを作るにしてもコンデンサーをかますにしても金が要る。
しかも後者の場合、より良いネットワークになるものの未知の分野に対して取り組むことになる。が、もし理論通りに動作する場合
とても大きな経験値が手に入ると云った塩梅である。


どちらにせよ、ミッドバスは3dbクロスで行くしかないな。二次フィルタは部品代が嵩む・・・