緋弾のアリア26巻感想

ネタバレ注意!


とても軽いタッチで綴られている、まさにライトノベルと云った具合の文章って慣れてないとイライラしますよね。
が、今度はタイミングが良く「寝る前にも活字を」で緋弾のアリアを1巻からずっと読んでいるので赤松中学先生の文章は
流れるように入ってきます。少し知能指数が落ちたような錯覚もありますが、読んでて楽しいってのが一番でしょう。
私は"冴えない主人公"が実は何か特殊な技能があって・・・という下手なテンプレが好きな人間なので、あまり知能指数は高くないのでしょうし。


この巻は中空知サンがヒロインを張っているらしい、と云うのはイラストを見れば一目瞭然ですね。
そんな彼女が秘めている特殊能力が心底羨ましいというか、まあ勝手に憧れますよねぇ・・・この小説内ではまだしも実在しそうな能力ですが。
彼女の生い立ちなどにも触れていて好感が持てる!久しぶりに登場するキャラクターが多かったので、作者の
「まだ忘れたわけじゃないぞ」感が漂ってますね。理子とかどのくらいぶりに喋ったんだろうか?最近レキが空気ですね。
ヴァルキュリアと言う敵ボスクラスが再登場しましたが、レキの2000mからの狙撃は当たるんじゃろか?マズルフラッシュの描写があれば確実に避けるか?


毎度勝手に主人公に自己投影して愉しむという、実に下らない趣味を持っている身分としては中空知ルートのフラグを折ったキンジは愚行としか思えない。
今回で実質的にヒロインから降格されたようなものなので、悲しくて溜まらない・・・まあ中盤辺りから覚悟してたけど悲しい。
アニメ化が無理ならギャルゲーで出してくれないだろうか?中空知ENDが欲しい。


終盤のボス戦付近でジーサードと共闘が個人的に燃えるシュチュエーションです。私がこのシリーズで気に入っているキャラ一位がジーサードですからね。
次点でカナ(金一)という、わけのわからないランキングになっています。この作品に私を萌え殺すだけのヒロインは居ない、
と事実に気が付いて、只ならぬショックを受けています。
今回登場した阿久津武偵と須坂武偵のビジュアルが気になりますが、私はそれでは萌え死なないでしょう・・・



次巻は慣例通りに行けば12月末頃ですかね。新連載のチアーズも買おうか?
余り大っぴらにしない程度に楽しみにしています。次はレイヴンズを読まなきゃだな。
それにしても、私のストライクゾーンに良い角度で入ってきた中空知が・・・