いつかは終わる戦いだ

もうちょっとで終わるかも、と安易な見込みがあった。適度な手応えもあった。
見事に足元を掬われて、ほとんど振り出しに戻った状態が現在地だと認識した瞬間、



まあ、一つずつ片付けるしかないか。一個やるのも十個やるのもあんまり変わらない。
終わったと思わせる達成感を根こそぎ奪っていくそれだけはやめてくれ。