今月の出費/サブウーファーの存在感の消し方

こ、今月の出費はでかいことはわかっている。
だが予約していたフィギュアが発売延期になったし、ちょっとくらいCD買ってもいいかなと悪魔が囁くのだ。
ああ、あのジャズの盤とこっちのチェロ協奏曲がとりあえず欲しい。ついでに言えるならカントリーの盤も照準に入っている。


待て!と頭の中で声がする。その声の主を圧殺してしまいたい衝動に駆られるが、
目の前にある6万を超える請求書を前にしてしまえば、圧殺されるべきは此方なのだと黙るしかない。
ついでに数日前にアマゾンで"こちらの商品のお届けは1〜2ヶ月を"という文句で
「ああ、在庫が薄いんだったらほしいんだし注文しておくか」
と軽い気持ちでぽちったものの、翌日に「Amazon.co.jpへのご注文について」という件名の地獄を文字化したようなメールが届き、
なんでも既に発送したからよろしく!的なメールも来ていてオワタ
なんの構えもなしにアルバムが一枚届く。明日にでも。圧殺されそう。



サブウーファーの存在感の消し方って、いろんな手段があると思う。
出力を絞って、既存のスピーカーの低音の補助に徹するというのも一つだ。個人的にはそれがやりたかった。
そのためにアッテネーターなどの目星をつけていたのだが、それは見事に失敗した。
つまりは"ニコメの出力を操作するのは通常のボリュームのみである"という、実にシンプルな構造になっている。
当初の計画では、特性などは無視してホールトーン、空間の広さを再現しようという計画で、
そのためにはアッテネーターが必要不可欠だった。二兎追う感じで、通常の4343のみだとシャキっとした音と使い分けることすら考えていた。


しかし現状は、現状のサブウーファーの存在の消し方は、
"ウーファーを二個足しても違和感の無いくらい中音、高音を出力する"と言う非常に暴力的なものになり果てている。
「二回殴られたら四回殴るもんね!」とでも言わんばかりの腕力が、いまこの部屋の音楽を作っている。
周波数特性的には比較的無理なく、普通に音楽を楽しむことができる設計となっているが、なんか思っていたのと違う感が半端ない。


まあ、実物がないのに使い方を考えている時点で絵に描いた餅ではあるのだが、
正直に書いておくと、ホールトーンという魔法の言葉ですべてを有耶無耶にして運用していく、
その上で要点を抑えていくのが俺のオーディオ道かなーと思っていのだが
有耶無耶に〜などと甘っちょろい話ではないものが出来上がってしまってちょっと困惑している。ふつうに良質な低音でびっくりだよ!!
ひそかに「4343のウーファーを2235Hに交換してみたい、そしたら低音が5Hzくらい出るようになる」とか言う邪念すら浮かんでいる。
そのうえで、「低音域が物理的にワイドに聞こえて良い。そしたら高音が物足りない。でっかいラッパが欲しい」とか手の施しようがないことすら考えている。
敢えてアルテックのマンタレーホーンとか突っ込んでみたい!それは流石にフカし過ぎだが、
師匠が秘蔵しているでっかいJBLのラッパとかで鳴らすと〜と夢想している。あれ10枚じゃ買えないくらい高いんだろうなあ...20見とけば、いやしかし
妄想の話とはいえ、配線方法などが既にリアルに頭の中で動いているのが自分でも怖い。