ロッサ氏がバーニングしてるネ!

どういう経緯かわからな・・・いや、経緯なら推測が立つ。



彼は唐突にスピーカー製作の話を切り出した。
曰く、ラインアレイという手法を取ったスピーカーが欲しいらしいのだ。
いやXRT...と思わなくもないが、まあ私から言い出した話ではないので参考意見をちょくちょく挟みつつ議論していったのだが、
奴は本当に計画を練っているらしい、ということが解った。


どうやら、私がニコメ計画を完遂し、ウーファーの制作が可能になった、というのが大きいらしい。
我々の今の技術力で、低音がみっちりと出るウーファーの製造が可能だ、と判断し、独自の計画を持ってきたわけだ。
個人的に思うところはない。ニコメ計画は非常に楽しくやらせてもらったし、そこからデータを取ったと言われても
ロッサ氏からは"そのデータ以上の労力"を頂いているわけで、なんの不足もないわけだ。


ただ、奴の語るラインアレイの話は途方もない計画だと言うことだけが私の心配だ。
論理的に、一歩ずつ検証し実践し形にすることは出来ると思うのだが、金額が金額である。
完全に間違いのないものをメインスピーカーとしてオーディオシステムに組み込む必要があるわけで、
当然、使用するユニットは厳選。厳選したうえで理論的に動作することをしつこいくらい確認。
試作に次ぐ試作。今よりも遥かに高い次元での測定。やることが山積みで、個人的には大歓迎なのだが
完全に要望に応えるものを製作するには30万くらいかかりそうな気がする。いや、ウーファーを完璧に作るとなると足りないかもしれない


どうなるんだろうか。この話は。