知ってる。俺知ってる。

先ずはロッサ氏のIII突を収めた箱を見てみよう。確かクローゼットの上の方の棚に、あったあった。
がばっと開けてみるとスカスカだった。ランナーだけだった。履帯の影は無かった。
「そうか別か」と呟いて次はとりあえずツクエノシタゾーンを探索。たしかここに履帯の箱はあるはず。
ごそごそと探るとひと箱出てきた。SK-23。今削ってるやつだ。箱を開けるが起動輪があるのみだった。
続けて探るとおかしなものが出てきた。SK-18だった。これは確かナスホルンに使った奴だろう。と手に取ってみると
微妙な重量感がある。うわ・・何かが詰まっている。怖いので速攻で開ける。なんと
まるっと一式揃っていた。ピンに履帯に、全部詰まっていた。「あれ?俺これ何に使う予定で買ったんだろ?全く身に覚えがない」
混乱しながらツクエのシタに手を突っ込むともう二箱SK-23が出てきた。これ、これに未組み立てのものが入ってると嬉しいんだが、
どちらもピンだけだった。つまり、私の手元とロッサ氏の手元に足して3両分のSK-23の履帯部品があるはずなのだ。
そんで、ぶっちゃけると多分俺の手元に2両分しかない気がする。それからさらに恐ろしいことに、ロッサ氏が作っていたはずのIII突の本体がない
さっき補填は不可能だと言った本体がない。もうちょっと探してみるけど、それでも発見できなかったら、
ロッサ氏の手元にIII突の本体と一両分の履帯があることを祈っておこう。


もし、なかったとしても俺の責任ではないような気がする。二年前の責を問われてもちょっと困っちゃうぜ☆