このような状勢であっても

案外、模型製作には影響がない。節制と模型製作は別だ。
音楽で軽い挫折を経験した今、心の支えになっているのは一片のプラスチックである。
挫折し、絶望しても足を洗うことは出来ない。ならばその負の感覚を模型に注ぎ込むのだ。


新しく模型を買うのは控えるが、これは以前からそうだった。部屋の一角が模型で埋まっているので仕方がない。
とりあえず次も飛行機にする予定で、あんまり金の掛からない模型になるだろう。飛行機は比較的金の掛からないジャンルだと知った。
彗星と飛燕なら即刻製作に移れる。資料も込みで行ける。他の候補としては雷電かBf109か、
九七艦攻や隼、夜戦型の彩雲辺りか。個人的に彩雲リベンジもやってみたい。


あまりいい傾向ではないのはわかっている。肩入れし過ぎだ。
こんなに入れ込むと、失敗したとき目も当てられないことになる。
「だ、だったら失敗しなけりゃいいんだ・・・」



末期的である。