平和について考えてみる/完成写真

人の意見と対立しない、というのが私の結論である。とりあえず無難な奴を選べばよい。
それに対して反対意見が湧いてきた場合逃げるのが得策だろう。
議論を避ける。というよりは、言いたいことを言わない。
これで身の回りに関して言えば平和になると思う。


今回はそんなことを考えながらこのブログの方針を決定した。
例のマークはこのブログでは封印しようと思う。個人的には旭日旗を掲げる事が争いに繋がることだとは
まったく思えないのだが、誰の意見とも対立しない姿勢がもっとも好ましいと感じるので、
その点に関してこの画像加工を行った。いや、加工しなければそのマークがそこにある以上
私の本質というのは透けて見えるんですがね。

まあこうやって考えて実行することが長期的に見て私の得になるのだ。



と云うわけでF型の完成写真です。倫理的処理を施した画像で申し訳ないが、
模型に関しては何ら倫理的処理は施されていない仕様です。



このキットも"もう作りたくないキットの一覧"に加えることにします。許せねえと思えるくらいに大変だった。
彼方立てれば此方が立たぬと言うのが事実なんだなーと体感した模型だった。デカールは素晴らしいというのが
ドイツレベルの定説なのは間違いないですね。キットもなんだかんだ言ってまぁ・・・。
唯一優れた点があるとしたらふにゃふにゃなプラスチックによるリベットの打ち易さですね。
筋彫りには向いていないがリベット打ちにはモッテコイです。だが初めてリベットを打つキットをこれにしたらダメ。
これの感覚でハセガワとかタミヤに打ち込んだらよくわからないことになると容易に想像が付きます。2~3機作ってからにしよう。



死ぬほど苦労した機首のライン。大体こんなイメージだよなーというところに落としてます。
閉めてあるカウリングの黒いラインは瞬間接着剤を適当に盛って黒で塗装。若干足りてねえな・・・。
プロペラは全てタミヤのG型から流用。遠くに見えるトロピカルフィルターは新造。オーバーディティールを覚悟して
適当なエッチングメッシュを張り付けてあります。ブレーキパイプは伸ばしランナーと真鍮線のハイブリッド式。
排煙管はクイックブーストのレジンに交換。風防に発煙弾発射孔を開口。と云ったところだろうか。



今回の死因のエンジンカウルの展開です。もうこれ以上はどうにもならん。
この模型の良さは、安く買えるF型で一応エンジンが付いていることだな。パイピングで大体始末できます。
デカールが付属すれば言うことはないのだが、まあそこまでは望むべくもないですな。
アイリスとかのこういうの買っちゃうともう一箱このキット買えますからね・・・。
かなり苦戦したけど今となってはいい思い出ですね。機会があったらまたやってみても良い。
だが個人的には完成した飛行機ってのは今にも飛べそうな奴が好きというジレンマ。


  • 総括

腹を立てながら作ったものの、振り返ってみると楽しい日々だった。
手塩にかけて作った模型はそれなりに可愛らしいものだな。
マルセイユ機が欲しいならドイツレベルは避けた方が無難だろう。デカールだけ買ったつもりならまだ悪い話ではないか?
何にしても黄色の14が手に入って本当に良かった。私の自己採点は92点くらい。