寒い寒い

私は極度の寒がりである。よって、寒い時は
「筋トレをしよう!」
と云うのが理想だと思うのだが、もっと労せずして暖を取りたい。


日が高い位置から寒い寒いと考えるのが良くはないし、更に労せずとか
甘ったれたことを考えるのが不味い。最低でも頭を動かして、
かつ日中にやるべきことで、暖を取れれば目標達成である。そこに労せずが含まれれば尚良い。


私がやるべきことと言えば、模型を作るか音楽を聴くか筋トレをするかのどれかだ。
今回は真ん中を採用して、音楽の秋で行く。



音楽で暖を取る方法は二種類ある。真空管のアンプなんかは物理的に暖かいので之に適しているのだが、
残念ながらSQ38uは私の手元を離れてしまったので不可能だ。今回はそう、頭を使って暖かくなろう。


方法は簡単だ。でかい音で音楽を聴けばいい。
夜間では苦情が来るぐらいボリュームを開けばいい。


大きな音には本能的な恐怖と、それと同じくらいの美学があって、
それを思う存分堪能できるのがこの趣味の良いところだ。
ただし、自分のなかの色んなリミッターを外して聴くつもりでやらないと効果が薄い。
「こんなでかい音量出して、スピーカー飛ぶかも」
と思えるくらいに音量を上げないと暖は取れない。
(注意:音量を上げることで生じたトラブルの一切は自己責任です)


そんな状態で小一時間音楽を聴き、聞き疲れを起こして頭痛まで行き、
「あぁ、結局疲れた一日だったな」というのが今である。



ちなみにこれを夏やると、ただただむさ苦しい音楽好きの姿になる。避けられたし。