自作空芯コイル

少々見栄えは悪いが多分これが決定版になる。
コーラルのウーファーを外してテストをしている。




24mmの丸棒とMDFの組み合わせた型に1mmの銅線を巻きつけた。
相当な電圧をかけない限り出火とかの心配は要らないだろう・・・と思う。
そもそも一般家庭で出力できる音量の限界という意味的には先ず問題ないだろう。
どんなもんになるのかという試作品がこれなわけだが、
とりあえずと言うことで10m巻きの銅線を使用した。1mmを10mで約500円程度。銅線よりも丸棒が高いくらいだな。


これで、多分1mHも出てないだろうという恐怖。まあ、これで銅線70gほどだからな。
写真横の銅線の塊が500gだから約七倍になるが、これで3~4mHくらい稼げれば御の字ですかね?
確か2000円くらいだったと思うので、2~3個直列に配線すれば、まあフォステクスよりも若干安く上がるかな?
自作も可能である、という事実を作り上げていくには必須であるのがちと辛いが、
空芯コイルというのは贅沢だからな。まあ、自作するということで精度のほうは怪しいが、数字に囚われていても成長は出来ないし。


目下のところ必要になってくるのはLCRメーターと銅線の塊、MDFが少々と丸棒はこれの余剰を使用して、
ウーファーの算段は殆ど立ってるので、後から確認のために電話を1本入れて、
ツキ板の補修用にパテ、はまあ模型用のものを流用するとして、ワトコオイルを調達しつつ、確かハケは一つ綺麗なものがあった筈だ、
あぁ、ウーファー固定用のクランプも言わないといけないか。ボルトはインチネジを調達したのでこれでいけるだろうし、
バッフル固定用の木ネジを全て取っ払ってツメ付きナットに換装、そしてツィーター取り付けの穴をMDFか何かで塞いで、
あとは端子はコーラルのものを剥がして使用、そんでケーブルはJBLのものを調達する手はずは整っている。と。
まあこんな感じでQEDと云ったところか。


こうやって一つ一つを挙げられるようになっている、全体を観る能力が本当に高くなった気がする。
まぁ、一つくらい見落としがあって足元を掬われるパターンまで織り込み済みではあるのだけれど・・・。