イコライザー製作初日

回路を適当に組み始めた。全くプランを立てていない事を良いことに物凄く自由にやっている。
今回は幾つか焦点を絞って製作を行う。一つは、線材の品質を向上させること。
前作比約五倍という価格のものを使用している。前作が安すぎたという話ではあるのだが。


二つ目は、部品の選別。これは少しだけ部品を余剰に購入し、測定したうえでペアリングを行うことで
左右のバランスの統一を図るというもの。これがどの程度効くか、というか実感できる程度に音楽信号に関わってくるかは謎。
個人的に殆ど意味のない行為だと思っている。


第三にキャビネットの合理的設計。これはまあ先の話だが、
天板を外せる設計にしようと思っている。これにより整備性が圧倒的に向上されるだろう。寧ろ前作の整備性が劣悪過ぎるという話である。
合理的な設計にすることによって線材の量を減らせる!これは大きいぞ。


四つ、アモルメットコアの組み込み。これはフォノイコを解体した時に出てきたものを利用する。
前作の背面板の構造を改め、アースより確実に処理することによりアモルメットコアの導入が可能となる。はず。


まあ、前作である四代目を一年以上使用してみて気付いたことをフィードバックしているので、
「これは多分有効である」と云う事からコストの掛からないものを順番に施すわけで、
どう考えてもオカルトだろうという分野には突っ込んでいない。はんだとか。
初日である今日は基礎の部分を製作していて、外装編とバンド編がある。
外装周りに5000円ほどの投資を行い、発送待ちというのが現状。
追加で来るケーブルを待てば基礎的な回路は音が出るので、多分明日には「動くかどうか」の話は答えが出る予定。
これ、もし音が出なかったら頓挫する可能性もあるのですごく怖い。よく確認しながらはんだ付けを行ったのでたぶん大丈夫だと思うんだが、さてどうだろうか・・・。