計れ、そして線を引け

プリアンプ二号機の全容が掴めるようにになってきた。予算も明らかになってきた・・・。
まず、フォノイコライザーは完成したのでこれを搭載。
入力切り替えは現在は6口を想定している。内一つはフォノで、ロータリースイッチで実現。
プリアンプ基板は未チェックながら完成している。これの3バンドのトーンコントロール
トグルスイッチで仮想OFFにも出来るようになっている。トグルスイッチが6つ要るわけだ。
また、適当なところでモノラルスイッチも設ける。逆流防止に抵抗を噛ますと音量が小さくなるので、
この部分で増幅回路を仕込む。増幅回路は可変抵抗で左右のチャンネルをそれぞれ操作する。
これにより厳密に左右の音量を調節することが可能となり、ヴォイシングの際にとても便利。
モノラルスイッチを通過した電流は、左右のスピーカー切り替えのロータリースイッチに突入する。
「ステレオ、Rchのみ、Lchのみ、Rchを左スピーカーから出力、Lchを右スピーカーから出力」
と操作するように設計する。モノラル切り替えスイッチともども必要無いように思えるが、
ヴォイシングの際には必須なスイッチなので仕方がない。で、これをRCAで出力する。


フォノイコライザーは、作ってみて音量を稼ぐのが難しかったので、これも増幅回路を通します。
カートリッジの性能の誤差を鑑みて、この増幅回路もモノラルで可変しつつ増幅します。
試作でやってみた回路だと、増幅率は適度に抑えたほうが良い結果が出ています。



これが大体の全容であります。主要な部品は購入済みであるのが助かるが、
RCAジャックが14コも要るとかアホですね。
現代のプリアンプの構造から考えると無駄が多すぎるような気もしますが、
LEDの調光機能を搭載しようと本気で考えているので、まだ無駄は増えます。
これだけスイッチを通しても、多分音質劣化は感じないと思われます。
理由としますれば、現在使っているプリアンプ一号機も殆ど同じ量のスイッチが付いているから
多分、劣化したとは感じないと思うんだ。