タンノイの調整

時間と体力のある時に、ちまちまと調整を煮詰めているのだが
「このスピーカー・・おれには扱いきれんのじゃないか・・・?」
ってなり続けていて怖い。やる度に上方修正され続けてはいるのだが、
最後の一枚の壁をどうしても突破できない、的な。


最終手段その弐の実行が必要なのだろうか?
その壱では、高域のクロスオーバーのコイルを調整することにより操作性が向上した。
次に調整するとしたら、高域の後半部分に入っている、抵抗とコンデンサーの切り替えスイッチ周辺になるだろう。
高域のギラついた部分を制御するのが難しくて、あの手この手を講じているのだが一向に超えられない一線がある。
イコライザーで、しかもマッキンの107で超えられないとしたらそれはユニットかネットワークがおかしいとしか言えず、
今回の場合は正直に言ってどちらもおかしいんだが、まあこの際だ。全面的に見直してみてもいいかもしれない。
とくに、左右のユニットの特性がまちまちな点を改善したい。
「左が抜けが良く、右が歪みに強い」これは良い解釈の場合であって、実際には
「左歪みっぽい・右抜け悪い」ってことなのだが、まあこれは裏側から手を入れてダイヤフラムの調整でなんとかなるのではないだろうか?
まあ、右と左でそれぞれ型が違うという問題点もあるのだが、そこに至っては手の施しようがなく(オークションで単発買うという作戦も考えた)、
とりあえず、出来るところからやってみよう、と云ったところである。


もし、最終手段その弐を講じてどうにもならなかった場合、俺はどうやってタンノイと向き合っていけばいいんだろうか・・・。