音楽なんて所詮

音楽ってのは何故か知らんが男の趣味である。私の統計上で言うとほぼ100%の確率になる。
女性オーオタってのも存在しないこともないのだろうけれど、
こと音楽を部屋で楽しむという趣味では、なぜか男しかいないのだ。


男という生き物は実に幼稚な生物で、それがどのくらい幼稚なのかと自分に問い質すと、まあ目も当てられないわけであります。
偉い人は言いました。音楽と言うと女性の好みを如実に反映していると。
そんなもん、話は勝手に進んでいきます。大体三つのパターンに分けられます。


一つは綺麗な音楽が好きな人。これはダメです。金が掛かります。美意識を細かく反映させる必要があるからです。
機材・小物に対して全方位に金が掛かります。
二つ目は、可愛い音楽が好きな人。これもダメです。金はあまり掛からんのですが、
独善的になりがちで非常に不味い。一度陥ってしまうと収拾がつきません。大変見苦しいです。


三つ目は、大してなにもわかっていない人です。これはまだましです。ですが、これにも二つほど種類があって、
「たいして分かっていないにもかかわらず金を掛ける人」・「とくに金を掛けない人」
前者は、もう何がしたいのかよく分からないので、私財の許す限り好きにしていればいいと思います。(大抵はあらゆるお店のカモです)
後者の場合は、大抵初心者です。エントリークラスを買って満足という、実に好感の持てる程度のオタクと言えます。(それを自慢し始めると話はべつです)


なんにしても、野郎の趣味です。「もう、理解してもらう気なんてサラサラないです」って人が多いです。
誰の目から見ても突き抜けた人(金銭的・言動も含む)、またその状態になったとして、
「あぁ、金持ちが音楽をネタに自慢話したいんだなー」という風に品性を欠く結果になるのか、
「この人はなんかやばい。近寄らないでおこう」となるのか、結構重要な分水嶺って存在するよね!!って話です。後者のほうがやばいよ!!