完成!

珍しく鬼気迫る勢いで作り上げた三式戦闘機が完成しました!







私の製作スピードからはありえない速度で作り上げた為、やや粗が目立ちます!
もう少し丁寧に作ってやったほうが後々の為になると思う・・・あと写真撮るのが適当過ぎる・・・


当初は銀色に輝く戦闘機を作りたいと言うコンセプトで開始したものの、
あらゆる局面でちょっとしたミスを連発し、最終的に「汚しっぽく片付ける」作戦で通そうとするものの、
機体色とコクピット内の色がイメージに合わなくて、しかし風防は接着しているためどうすることも出来ずに終わった。
特に手痛いミスだったのは主翼にある「フムナ」のデカールの余白に泣いた。
大きな文字のほうは一連に繋がった部分の余白を取り除くのを忘れ、(研ぎで挽回したが、余白はないに越したことはない)
小さな文字のほうは小ささゆえに大きな余白に、「デカールを張る際に極限まで切りすぎると失敗する確立が高くなる」
などと腑抜けた安全策を採ったが故の撃沈だった。正直に言って主翼は凝視して欲しくない。



それ以外だと、やはり銀の塗装は難しく、特に塗り重ねた色が禿げて行く恐怖に駆られながらの作業となった。
本当にどうしようもない部分は、「ジュラルミンの機体から色が剥がれ落ちた」風を装い、
当初のコンセプトから逸脱しつつも「少し汚れた暗銀をイメージした塗装」に軟着陸させた。かなりの強行着陸だった。
派手な青い帯や垂直尾翼の塗装は存外と苦にはならなかった。間違いなくこの青のラインはデカールのほうが難しいだろう。


風防の加工も程よくされていると言っていいだろう。
陸軍は機内側が何色か不明だったため、模型映えを優先してジャーマングレーで塗装した。
三式戦闘機は、形状上コクピット内部が鮮明に見えるため、ディティール不足を感じた。
キットの質は良いが、コンセプトに沿った汚し塗装を施さなければならない。



総括して、反省点は多いものの人生で始めての陸軍機に挑む点を考慮しても、まあ上出来の部類に入るのではないだろうか?
というか写真の撮り方が適当すぎて何も伝わらない可能性が高い。(これ一眼レフのマクロレンズで撮ってんのよ?)
次回作は、コンセプトを明確にしつつ、写真を美しく撮ることを心がけようと思う。