やっと馴染んだ

フィリップスのLHH300が、ようやく馴染んだ音が出てきたように思う。
しっかりと力の篭った音が聴こえる。いや、耳が慣れたのかもしれないが。


そんで、此間ロッサ氏の部屋で聴いたアーデンの音が忘れられない。
MC2500は修理に出して、今はエクスクルーシブのM5で鳴っていた。弩級のA級アンプだ。
音の着色は薄く、爽やかな印象だ。抜けが良く、駆動力も素晴らしい。
なんかかなりうらやましい気がする。



CDプレイヤーの故障と、その代替品の音の違いを聴き分ける貴重な経験。
身近なところで聴けたエクスクルーシブの音色。やはり、貴重な経験。
久しぶりにロッサ氏の音を聴いた、印象を具体的に表すと、


「もしかしたらSQ38uって俺が思っていた部分とは違う部分が強みなんじゃね?と云う疑惑が出てきた。


「今までは、純A級!トルク力最高!!真空管の音も良いネ!」だったのに対し、
「トルクは、中の上、もしくは上の下程度。本当に4343を駆動させているか、特にウーファーを動かせているのかと
問われれば今一口篭る感じがする。やや駆動力が足りないような気がする。
そして、このアンプの最大の持ち味は、楽器的な音質にあるとしか思えない。
艶やかな音色は真空管に拠る物だというのは想像が付くが、今一低音がついてこないようなきもしなくもない。
あと最大出力30Wってのにもパワーが足りないのかもしれない。


今出ている微妙な差の不満は、全て機材の責任にするつもりは無いのだけれど、
もしかしたらSQ38uの底力(もしくは弱点)はなんとなくこんなものかもしれない。」



などと考えていると眠れなくなった。
いつか金をためて力のあるパワー入れたい。