カステンの連結履帯

モデルカステンと言えば誰もが知ってる。
本当に良く考えられた設計で、プラスチックを薄く処理する能力は随一だ。
しかし、型に嵌めるという点ではどんな二流メーカーとも同じ工程を経る必要があり、パーティングラインと言うものがあるのだ。
「○○(メーカー名)の設計だとパーティングラインもモールドの一部として〜」
とか云う話もあるが、個人的にはそれは無いと思っている。実物にパーティングラインが在るか否かの話なのだからメーカーは関係ない。
と言って実物を見る機会があるわけでもなく、つまりは消すのが一番手っ取り早いのだ。




めんどくさいので画像加工はナシ!つまりこれは撮ったままの姿である。
(180mmマクロに2x、ISO6400と言う荒業である)


このように側面にパーティングラインがあるのです。裏側も然り。
それこそ、面倒ですがすべて取り除きます。裏側のものは両端だけで良いでしょう。
勿論肉眼ではほとんど見えません。特に裏側の奴を見つけるのは困難でしょう。が、
これを繋いだ時にカタい印象になります。汚しもすればパーティングラインは発見しにくくなるでしょうが、



連結履帯ってのはサァ!うねうねと繋がってるのがアツいんだろぉ?
重量と重力のバランスで非人為的な質感があるのがイイんだろ!?




と言うわけで全部消します。因みに三十分ほどで40コマくらい消化できるっぽいです。つまり2時間半ほどあればなんとか・・・
それから、400番でさらっと消すので表面は粗い感じになります写真の通りに。が、別に表面はそれほど見えません。
こんな拡大鏡も真っ青なレンズで撮ってるからこんだけデカく写るだけだよ。