死んだ

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一年と半年という期間は、長い。勘を失うには十分すぎる時間だった。
おかげでこの体たらくである。「なんで?!」と、自分に言いたい。

  • なんであのタイミングでウェザリング用の塗料を探したのか?
  • 見つけた瞬間、ふたを空けて中身を確認したのか?

ここまではまあ良い。

  • 何も考えずに戦車に塗布したのか?

おかげでこの有様である。状態を解説すると、
車体を塗装した。それからウェザリングを施した。以上だ。
当時の砲塔にはデカールすら張ってなかった・・・。
この泥汚れの上から、退色やチッピングなどの表現を加えるのだ。
退色塗装・チッピングを済ませてから、泥の表現をしているんじゃない。
塗る順番を完全に無視した形になっている。ある意味奇跡だと思う。


だってこの砲塔の新鮮さったら、そうそうお目に掛かれるものじゃねえぜ?
上半分は明らかに「さっき完成しました」ってツラだもの。
カステンの履帯履かせる奴のする仕事ではない・・・。


因みに車体だけならまあそんなもんだと思う。セミグロスなのが頂けないが、
フラットアース一色のウェザリングというのは素人によくある話だし。
「このままの勢いで砲塔も汚してやればいいんだろ?」
と開き直っていたのだが、デカールがまだ乾いていないので流石に我慢した。


人生で最もツッコミ処満載な模型になってる。
ネタバレをするなら、こんな模型でも完成したら案外見どころのある一品になったのが驚きだ。