今日という日

恐らくロッサ氏は音響調整に追われていることだろう。
曰く、「若干の迷いがあるままに完成させてしまった。評価してくれ」
と云う事だったので、ビシッと一刀以て袈裟切り。という塩梅だった。
勿論レキシコンも込みで多角的で先鋭的な調整をしている・・・と期待したい。
が、新調(しようとしている)たパワーアンプの癖もあるだろうし、
そんなに早くに完成はしないだろう。気長に期待したい。


一方私はと云うと、何もしない訳にもいかないので、
今日という一日はPCオーディオのリッピング作業に費やした。
トラック番号などの処理は全体の33%ほど、ジャケットアートの差し込みは50%くらいか?
作業の達成までのんびりと当たって2~3週間と云うところだろうか?
正直に言ってアルバムのタイトルと曲名とアーティストとジャケットが全く一致しない。
細かな人名に関することなんてまるで眼中になかった。
例えるなら、海外のトロンボーン奏者のジャズの盤は好きだけどトロンボーン奏者の名前はどうでもいい、みたいな。
そしてそのジャズの盤のタイトルすら「曲と関係ないもの」として私の脳内は扱っているらしく、タイトルすら記憶していない。的な。


「あの盤は好きだ。だからお気に入りの棚に並べてあるんだ」
お気に入りの盤の在処は即答できる。下手したら「左から〇〇枚目」とすら言える。
トラック番号なども頭の中に入っている場合が多い。盤によっては全ての曲順を小節単位で理解している可能性もある。
ただしそれは完全に原始的な方法で脳内に、あるいはCDラックに収められているため、
PCオーディオなんて方法で再生する場合に大変難儀するのだった。




いやしかしこれは私の音楽に関するモットーに準じているので改める気はサラサラないね。
現時点で600枚以上取り込んであるCDのタイトルを記憶するなんて、脳細胞の無駄遣いだ。
曲順を曲名で記憶するのも同様である。完全に無駄だ。
出来の悪い、もしくは琴線に触れないアルバム名を覚えるくらいなら、
出来の良い、もしくは琴線にバンバン当たってくるような楽曲の細部を記憶したい。
そうでないとヴォイシングが出来ないし、私の中の純粋な音楽に不誠実だとすら思うのだ。











要約すると、PCオーディオめんどい。私のような原始人には向かんよ。