防振について考えてみた 3

何を隠そう、ロッサ氏が「これ、マキシマも試してみてくれ。聴いてみた感想を教えてくれ」と渡されたある防振グッズをしっかりと実験してみたのだ。
敢えて言おう!カスであると!!
CDプレイヤー,プリアンプ,イコライザー,パワーアンプそれぞれに敷いてみたのだが、まあ余り芳しい結果は無かったね。
それはこの文章を読んで分かると思うんだが、私は全くもって振動に思い入れが無い。それがものすごく分かった。
勿論、音響上の特性は理解できているつもり、少なくとも現時点での経験値による理解は出来ているのだが、
それをもってしても重要性が理解できないのだ。


「音?雰囲気は変わるよ?でもそこに関して私が投資できる金額は殆どないね」


今回の件で理解したのは、防振というのは企業がユーザーに対して仕掛けた罠の一つで、
どうやら一定の消費を促せるらしい。私は一定には含まれなかった。
ロッサ氏の名誉に関することなのではっきりと記しておくが、変化はある。
限界に近い再生を求める際に無視はできない程度に、素材によって差が出る。
ただ、誰しもがその限界に近い再生を求めているのではないのだ。音楽ってよくわからん。