防振について考えてみた 2

問題は、なぜ私が振動について無頓着で居るか、ということになってくる。
それに対する答えとしては、これは師匠が尤もらしく行っていたことなのだが「答えがないから」である。
答えが無い問題について考えるのはリソースの無駄である。これが私の持論で、ロッサ氏の持論ではなかった。
答えが無い=趣味である。趣味である以上、その人間にとっての理想の防振グッズは存在する。
だが、そこにたどり着くまでに様々な経験と多額の出費があるわけだ。
オーディオ用の防振グッズは有り触れていて、メーカーとしては少しは金になる、みみっちい分野であるというのが私の見解。
そんな界隈に金と思考時間をいくら注ぎ込んだところで、得られる答えが「趣味」である。それは悲しいことではないか?