零戦二一製作その3



予定通りに進行している。とくにコクピット周りは順調だ。
機内色を塗った後にフラットブラック+レットブラウン等で調合された色を塗って落ち着かせた。
本来ならばウォッシングの工程で使う配合の塗料だが、一々混ぜてはあまったものを捨てるよりはマシだと思う。


今日は胴体と主翼をすり合わせて、若干隙間ができた部分にパテを盛って終わった。
プラ板だとどうしても完全に張り切ることが出来ない・・・



時にコクピット内部がちぐはぐな印象を受ける。
無駄にやる気を出して計器盤を完全に近い形でディティールアップしたせいだろう。
計器一つ一つのガラス面を意識した塗装を行ったのだ。
そういう細かい点で頑張ったところとそうでないところが浮き彫りになってきている。
飛行機模型でのディティールアップのポイントといえばコクピット、足、リベット打ちが王道だけど
そのどれでもない方法で形を作り上げるのが私のコンセプトだ。



しかし、そのどれでもないのに優れた模型なんて思いつかない。