二式製作

大型スピーカーを置く事を前提とした部屋で一番難儀するのはCDラックだと思う。
殆どのユーザーはCDプレイヤーの付近に、それなりの枚数を保管したいと考えるはず。
しかし部屋の音響特性を乱したくない、高級な機材に見合った質のよいものが欲しい、
様々な理由で市販品のCDラックを使えないことが多いと思います。


で、自作と言うスキルが輝くわけですね。
自作なら寸法を自由に作ることが出来ますし、部屋のちょっとした隙間にフィットしたものを製作可能です。
「このサイズでこの程度なら音響上も大した問題はない・・・」といった具合です。


というわけで本日暇つぶしに製作しました。画像下にある骨みたいなものが完成品です。
(さらりと我が工房の新兵器が写っております)



私はCDを聴いたらすぐに片付けたりしません。そんなわけでCDプレイヤーの前に積み上げられていくわけです。
数日も片付けをしなければ20枚くらい出っ放しになって、大変邪魔です。それこそ音響上良くなさそう。
というわけで角材にホゾを切ってCDを差し込んでいける形のCDラックが欲しい!
と、思っていたら今朝ロッサ氏が「暇だから何かしたい」と電話が。
F-01のほうは型紙の発注がまだなのでやる事なし。ということでラックの製作と相成った。
アニメ見ながら20分で作図して、昼飯食ってホームセンター経由でロッサ氏宅へ。
スピーカーの木材の切り出しの腕鳴らしのような感覚で仕上げていきます。因みに使用するのは丸のこです。
(大変危険が伴う作業につき真似する場合は自己の責任の範疇で)


製図したんで粗方の内容を知っているのですが、大変製作士に負担のかかる作業内容でした。
私はたまに線を引いたり、使用する機材の準備や片付けと言った、
まあ普通に裏方ですね。設計士は現場では指示以外やることが無いといっても過言ではないので
臨機応変に動かないと「相方は汗を流して頑張っているのに」と妙な罪悪感を感じます。(笑)



予定した場所に取り付けるとこんな感じです。
高さ約700mmで各CDの隙間は20mmです。天辺と底辺は机にネジで留めるための余白を作ります。


・・・作っといてなんですが、使い慣れるまで結構じゃまかもしれません。
アンプやプレイヤーの位置を微調整すれば少しはマシになるでしょうか・・・?



まあ、今回は「こんなこともできる」と言った技術検証の一面もあるから、まあよしとしようじゃないか・・・
それにしても疲れましたな。(ロッサ氏のほうが疲れてる)