その時、マキシマは

師匠に褒められたセッティングをがらりと変えてしまうという決断を下していた。
浮気性で御免と云った感じだね。技術的に問題無しと言われてしまえばそれまでのことなのだ。
果敢にも3つ全てのセッティングで師匠に立ち向かい、それでいて全ての査定を乗り切るというのは
個人的には快挙だ。しかし次のステージに進むにはこの快挙ですら邪魔になったのである。