パワーアンプを買おう HEGEL H2Aの感想

パワーアンプ導入に関してロッサ氏に推薦を貰ったよ!
と云う事でパワーアンプの導入計画始まります!!




ヘーゲルと云えば現在の師匠の愛機として活躍している、それはCDプレイヤーの話だが、
欧州のメーカーである。ノルウェーらしいが、一般的知名度よりも親近感があるのは
一重に師匠が気に入っているメーカーだからだろう。今回はロッサ氏も大変推しているものの一つだ。


初めて自宅で聴いた時は目を剥くほど驚いた。パワーアンプって本当に凄いぞ。
言葉を並べても仕方がないほど凄い。この経験を出来る限り多くの人にしてもらいたいと思ってしまう。
様々なCDを再生した。その中で二番目に感動したのがアニソンだった。
「アニソンを聴くためにヘーゲルパワーアンプ買うの?何それ最高やん」
しゃっきりと音が纏まっている。スピーカーが存分に動いている。(特にウーファー
一番凄いと思ったのは、すべての音域での音の密度の違いだった。
物凄く実の詰まった音がする。SQ38が限界近くで鳴っている音とは容量が違うのだ。
「SQ38を含めたラックスマンってのはあんまりデカい音で聴くよりも静かに鳴らしてあげたほうが良い」
とは師匠のセリフだった。聴き比べたらそれは当たり前の話だろうと思ってしまう。
師匠は師匠で、「ガツんと聴けるようなラックスマンパワーアンプも準備できるよ?」
みたいな感じだったので、選考に悩んだらまた考えてみようと思う。話はヘーゲルに戻そう。


アニソンが良い。録音がある程度しっかりしたアニソンに限る話だからある程度絞られる話ではあるのだが、
ヘーゲルは軽い感じの音源を上手く鳴らす方向性に分がある機材なのだと思った。
それなりに新しい機材であることも一因だろう。師匠曰く"最近の音"と云っていた。アニソンと合致するのだ。
勿論アニソンだけではない。オーケストラも室内管弦楽も非の打ちどころがないくらいに鳴らしている。
38cmウーファーが四発も鳴っているとは思えないくらい自然に鳴っている。
ジャズも良い。が、ちょっと明るくなるかもしれないが、エレキベースとの相性がとても良かった。
そこらへんは4343の性能にも掛かってくるが、とても良い音が出ていた。


因みに一番良かったと感じたのはフォークソングであった。静けさが素晴らしい。
静かであり、曲の盛り上がった部分でボーカルが気持ちを込めて歌を歌った時なんかは鳥肌モンだった。




このアンプの特徴は、起電力が凄く強いらしい。大きいと言うのか?
とにかく凄い質量の電気がスピーカーに送り込まれる。その結果、大型なユニットでも問題なく動かせる。
動くというよりは駆動すると言っても過言ではない。「これが大出力アンプの音だ」とロッサ氏が言っていた。
確かにそれはすごいことだ。これならフルレンジコラムも余裕で鳴らしてくれるだろう。問題は何もない。がしかし。


今後の展望としては4343とニコメ+フルレンジコラムと云うのは分離して視聴する予定なのだ。
4343単体にこれだけの電気は流石に要らないんじゃないかと云うのが私の所感。
起電力だからね?つまりは、パシっと出力する電気がやばいってことだ。つまり現状では、
二倍働いているツィーターとドライバーへの負荷がやべえ筈なんだ。それこそボリュームを間違えてパシっと
凄まじい入力があったら下手したら四個即死。その場合の修理費なんて考えたくもない・・・。
この点に関してやや不利な面がこの機材にはあると私は思った。それは今後のスピーカーの使い方への話なので、
この機材が鳴らす音楽とは直接関係ないので、良い悪いの話ではないのだが。



音の表現★★★★★
大音量再生力★★★★★
駆動力★★★★★
発展性★★★★☆
価格★★★★★